7個の頚椎の間にある椎間板というクッションが、加齢、運動、姿勢不良、事故などの衝撃により突出し、頚椎の周辺の血管や神経を過度に刺激して起こる運動障害や感覚障害のことを指します。
頚椎を通る神経は手の先はもちろん、背骨を通って下半身にも通じているため、『頚椎ヘルニア』が原因で歩行や屈伸運動に支障を来す場合もあります。
運動障害や神経障害だけでなく、首を通る自律神経が圧迫されることで睡眠障害や排泄障害が起きる可能性もあり、原因の特定が難しい症状が多い点が『腰椎ヘルニア』との大きな違いと言えるでしょう。
■首の安静のために頚椎カラーの装着を推奨される
■痛み止めや湿布薬などを処方される
■あまりにも激しい痛みの場合は患部に痛み止めのブロック注射をする
■低周波治療器で微弱電流による患部のマッサージ
■MRI検査で神経や脊髄に異常がないか検査し、異常がなければ安静と鎮痛の対症療法を行う
上記のように一時的な対処や痛いところだけに
アプローチするのが一般的な対処法だと思います。
なかなか改善しないので治らないと諦めていた方も当院にもたくさんいらっしゃいました。でもできれば薬に頼らずに頸椎ヘルニアを改善したいと思っている方も多いと思います。
日常生活での姿勢や身体の
使い方を正しくすれば、
症状もおさまってくることが多いのですが
クセがついてしまい上手に
身体を使えていないのが現状です。
では、なぜあなたの『頸椎ヘルニア』は改善しないのでしょうか?
加齢、運動、姿勢不良、事故などの衝撃で頚椎がわずかにでもズレると、椎間板は役割以上の重力を受け止めなければならなくなり、過度の運動でなくても損傷しやすくなります。
特に気を付けたいのは、『頚椎ヘルニア』を発症したばかりの頃の激しい痛みがおさまった後に、しばらくしてか感覚や知覚に障害が出るケースです。
この時、痛みがおさまっているのは完治したわけではなくあくまでも急性の炎症が時間の経過とともにおさまっただけであり、炎症が慢性化して筋肉や神経が癒着を起こしてしまうと運動機能そのものを阻害する危険性をはらんでいます。
そのため首に痛みが残っているからといって安静にし続けていると、首の周辺の筋肉の柔軟性がなくなり、結果的に頚椎を支えられなくなるので適切な運動やストレッチは取り入れておかなければなりません。
また薬や手術などで痛みを一時的に和らげることはできますが、首の骨格を歪みのあるままにしておけばまた他の頚椎の間に無理が生じて椎間板が突出してしまう繰り返しなのです。
当院では、まず独自の検査法で、姿勢・骨盤の歪み、筋肉が正しく使えているかチェックしてお身体の状態を把握していきます。
そのデータを元に、
姿勢の根幹を担っている骨盤から、身体の歪みを整え腰の骨を元の状態に戻し、片寄った使い方をしていた筋肉を、正しく使えるようにすることで、首のこりの痛みやしびれを改善まで導いていきます
骨盤や姿勢は矯正ですぐに戻すことは可能です。ただし歪みのない状態を維持する筋肉が正しく使えていないと、またすぐに歪んでしまい、元の歪みのある状態へ戻ってしまいます。
姿勢を戻し、それを維持する筋肉を正しく使えるようにすることで、『頸椎ヘルニア』を改善し、再発まで防ぐことができるのです。
整体や接骨院、整形外科で治療を受けても
なかなか良くならない
『頸椎ヘルニア』が改善されないので諦めている・・・
もしそのようなお悩みをお持ちなら
ぜひ一度当院の施術を受けてみてください。
きっとそのお悩みの解消の力になれると思います。